小難しい話は終わり、と前回書いていながら、もう1回だけ
撮影考察、いたします^^; 先日の撮影考察を書いてからちょっとして 読んでくださった方から一本の連絡を頂戴しました。 「ブログでは計算アプリの焦点距離をカメラの仕様で1.6倍に手計算してるけど 1.6倍ってただトリミングしているだけだから計算する必要なくね?」 ご指摘を受けて計算アプリの機能を色々確認したところ 『カメラ仕様と使用するカメラ機種はすでにアプリに登録済なので 仕様差による計算は全て自動的に行われる』 事が判明いたしました。 つまり、手計算で焦点距離を1.6倍する必要はないため 後編で実践した内容には計算まちがいがある、という事です。 誤った情報で公開してしまいすいませんでしたm(_ _)m あらためて再計算と検証撮影、考察をしてきました! ・我が家にある一番広角なレンズ(EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM)の10mm側にて パンフォーカスになる前提で一番近くに置いた場合 ※小絞りボケをなるべく減らすために、絞り値はF16で設定しました このように、40cmの位置にピントを合わせ、20cmの位置にねんどろを配置すれば パンフォーカスになる!という計算結果を得たので早速実践! 場所は落ち葉ひしめく秋の新宿中央公園。 掃除のおっさんにガン見されながら撮影開始! まずは距離の計算から。40cmってこんなもんかね。 MF(マニュアルフォーカス)に設定し、ピント位置を40cmに設定。 20cmの位置にねんどろをセット完了、いざ撮影! うん、いい感じでパンフォーカスになってるね 被写体の大きさも前回より寄って撮影ができる分、大きくなってる。 超広角レンズなんてみんな持ってるとは限らないので 最も一般的な、カメラを買うとオマケでついてくる キットレンズ(EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II)でも撮影してみることに。 なるべく寄りたいので、絞りはF22で、18mm側での計算は… このように、80cmの位置にピントを合わせ、40cmの位置にねんどろを配置すれば パンフォーカスになる!という計算結果を得たので再び実践! うーん、ねんどろが小さい。 どう計算してもこれ以上寄って撮影が出来ないので、これが標準レンズの限界。 やはり現実的ではないか…。 改めて結論として、「超広角レンズ」で「日中の屋外」に限り 一眼レフでパンフォーカスねんどろ撮影が可能。 その他の条件でねんどろと風景の完全なパンフォーカスを得るのは極めて難しい。 完全なパンフォーカスではないけど、コンデジでそれに近づけたほうが 期待した写真を得る可能性が高い。 という、前回の結論と微妙に変わるけど、結局そんな変わらない結論となりました。 こちらはカメラ・ねんどろ共に手持ちでの撮影。背景までばっちりだけど なかなか厳しいものがある^^; 「日中の屋外」としたのは、それ以外だとシャッタースピードが遅くなりすぎるため。 カメラ、ねんどろ共に三脚などでガッチリ固定すれば夜間でもいけなくはないです。 この立体感はやっぱりコンデジで得られない。 しかしコンデジだと手持ちでいとも簡単に同様の撮影が可能。 …結局は、使い分け。その結果には変わりませんでしたが 普段はほとんど使うことのない広角レンズが、ちょっとしたマイブームになるかもしれません。
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